昨日から出張で京都に来ております。
京都は私の生まれでして、大学までここで育ちました。社会人になり東京で仕事をするようになり、京都を離れて久しくなります。昨今のコロナ禍の影響もあり、出張でもなければ来れなかったはずです。
昨日は勤務解放となった後、ちょうど日が沈んだ頃に、思い出の鴨川を五条から三条まで歩いてみました。
コロナ禍でなければ若いカップルが等間隔に座る風物詩が見られたでしょうが、今回は随分と人がまばらでありました。一方で、一部の飲み屋が時間短縮をしているのか、大学生のサークルやいくつの家族連れがお酒を持ち寄り宴会をしているという新たな光景を見ることが出来ました。この点は非常に興味深いものでした。
鴨川を少し離れ木屋町に足を運ぶと、桜並木の桜が少し開花しているようでした。あと、1週間もすれば、また違った景色を見してくれるのでしょう。この辺りは、大学生の飲み会の開催地の定番でして、歩くにつれて当時の記憶が鮮明に思い出され、なんとも懐かしく切ない気持ちになりました。これがいわゆる「エモい」というやつなんでしょうね。
さて、久々の京都に心を癒され、東京に帰ることとします。