今週末は、いろいろと盛り沢山でした。
まずは土曜日から。
土曜日の審判講習会
招待選手がどうしても足りないということで、私に声が掛かりました。行く前は私のような素人に毛が生えたような選手が全国審判の前で演武して大丈夫なのかと思っておりましたが、私なんかでお役に立てるならと思い、受けることにしました。
周りの人は実力者ばかりで浮かないかな。そんな心配を胸に当日を迎えました。
しかし、行ってみると、みんな私と同じくらいのレベルの人で、和やかな感じで終始して非常に良い経験となりました。なんだ、心配しなくてよかったじゃないか。
ってなると思うじゃないですか。
ところがドッコイ。
招待選手8人のうち、5人は現役学連選手、師範クラス、マスターズ出場者、元高体連選手など異次元の実力差。残る2人も市民大会で上位に入るであろう実力で、少なくとも私が肩を並べるレベルではありません。
私は集合時刻に間に合うように到着し、練習会場に着くと、すでに私を除く7人がびっしょり汗を掻いてアップをしていました。この時点で嫌な予感はしていました。
ざわざわざわ
そして、本番。
全国各地の優秀な審判の先生方、総勢50名以上。いや、これは聞いてない‼︎なんだこの戦慄の状況は‼︎
しかも、形を6つ(サイファ、セーパイ、クルルンファ、セーサン、スーパーリンペイ、シソーチン)打たないといけないらしい。(これはその時々で変わるらしい)
聞いてない聞いてない(笑)
私はサイファ、セーパイしかまともに打てないというのに、、、。
私の前に演武する人達(全員)は、上手すぎるので、当然高得点が出ます。7点台後半から8点台といった高得点が、バンバン出ること出ること。
そんな中、私だけ6点台前半を何回も叩き出すという事件が起きます。(私は本気です)
ちなみに、6点以下は競技的な観点からどんなに下手でも点けないそうで、私は恐らくそのゾーンにいたことでしょう。
さて、なんとか7つの形を打ち終わり、最後の形シソーチンを打つことに。シソーチンは最近覚えました。ようやく、終わる。この地獄が、、、。
無事に、、、
終わらない‼︎
なんと、途中で形を忘れたのです。
約10秒呆然と立ち尽くすという失態を冒しました。
生きてきてこれほどまでに頭が真っ白になったことがかつてあったでしょうか。いや、ありません。
そして、審判の先生方総勢50名の
ざわざわざわざわざわざわざわざわざわざわ、、、。
こんな大音量のざわざわ聞いたことない。
生まれて初めてです。
ひとまず、何事も無かったかのように、途中から形を打ち直し、終了と同時に風の如く退散‼︎
ただただ申し訳ありませんの気持ちでいっぱいでした。穴があるなら入りたいとはまさにこのこと。先生の顔を潰していないかただただそれが心配です。本当にごめんなさい。
良くも悪くも一生忘れることのない経験をしました。
いつか笑い話になるといいが、、、笑