30代空手パパ MAGMEの子育て日記

30代空手パパMAGMEです。二児の父親で空手大会に一緒に挑戦しております。 このブログでは子供との大会挑戦やトレーニングについての記事を掲載しております。youtubeに試合動画をアップしております。下記URLからこれらも合わせてご覧いただけますと幸いです。https://www.youtube.com/@-magme-2375

【日記】県大会(全小予選)観戦

今日は息子が県大会(全小予選)に出場するため私も帯同してきました。

1月の大会から今日までモチベーションが低い時期もありましたが、なんとか気持ちをつないできました。今日は、年に一度の大一番。去年はコロナで開催中止となったので、2年ぶりの県大会というわけです。

 

さて、早速結果ですが、

 

形:5位入賞!!

組手:2回戦負け

 

形は地道に経験を積み重ねて上達してきたので、もしかしたらというところで、今回の5位でした。これは非常に大きいです。形は市民大会で3位の経験はありましたが、県大会クラスで結果が出たのは初めてのことです。本人もとても喜んでおり、モチベーションアップに大きく貢献しそうです。

 

組手は2回戦負けでした。組手の相手の選手はそのまま5位までいったので、仕方がないといえば仕方がないのですが、技一つ一つの速さや力強さは、負けていなかったです。しかし、この壁を越えるには、まだまだハードルが高いと感じました。組手というのは不思議なもので、形のように絶対的な正解がありません。自分自身の体を知り、自分に合った技を作り上げ、試合中に折れない強い心を磨いて、これら3つが揃って初めて、安定して勝てるようになります。答えが人それぞれ違うところが組手の難しさであり、奥深さであります。

息子は空手を始めて3年。もう十分基本の技は覚えました。左構えだけでなく、右構え(サウスポー)も使えます。蹴りも一通り出来ます。しかし、安定して勝てるレベルではありません。では、何が足りないのでしょうか。それは、圧倒的な探求心です。自ら技や戦術を研究し、理論を構築(体で覚えてもOK)して、勝てる方程式を追及し続けることが求められます。全国クラスの選手は、例外なくこれが出来ます。子供の成長のために親が積極的に関わる事で、成長スピードを早めることは可能です。しかし、革命的な躍進には、本人の探求心が欠かせません。今息子は、毎日自分で自主トレをやるようになりコツコツ上達していますが、あくまで私が教えてきたことばかりをやっています。ここから飛び抜けるためには、自分で人の練習を観察したり、youtubeで研究して、学ぶことでしか方法はありません。私は親として、そのきっかけやモチベーションをどれだけ作れるかにかかっていると思っています。

 

空手パパとして私自身の真価も今問われていると思います。何のために30代になって私も一緒に空手をしているのか、何のためにブログやyoutubeで情報発信をしているのか。それは、父親である私が空手をとことん追求することを通して成長し、それが結果に結びつくということを子供に背中で見せたいからなのです。そして、成長の共有こそが私の生きがいなのです。もう一度この初心を振り返り、父親として子供に何をしてあげられるのか、どうやったら夢を見させてあげられるのか、これを真剣に考えたいと思います。4/29、私は県大会一般の部に出場します。これまで戦ったことのない国体クラスの圧倒的な実力者たちが集まる大会に、30代のおじさんが出ること自体、本来無謀なことですが、なにか爪痕を残す姿を子供に見せたいと心の中で静かな闘志を燃やしています。