こんにちは、子供と成長を共有したいという目的で30代で空手を始めた空手パパMAGMEといいます。小学生から中高年の方まで、年齢問わず空手の上達に役立つ情報を発信しています。
今回のテーマ『刻み突きの反応の練習』
今回ご紹介するのはこちら
・おすすめの技
・反応の練習方法
現在の空手で最も使用される技は、この『刻み突き』です。試合で勝ち進んでいくためには、この刻み突きを攻略していくことが欠かせません。特に、相手の刻み突きに対する『反応』という技術は、とても有効なので、是非とも習得しておきたいところです。今回はこの反応について解説していきたいと思います。
さて、刻み突きに対する反応方法は、いくつかありますが、おススメの技は、こちら。
① 刻み突き
② 中段突き
③ 裏回し蹴り
① 刻み突き
相手の刻み突きに対して、刻み突きで合わせるという方法です。
相手の刻み突きの起こりを、見抜いてそれよりも先に自分の刻み突きを届かせるという方法です。うまくハマれば、相手が避ける事が全く出来ないタイミングで打てますので、無敵状態になります。しかし、相手の癖など読めていること、そして、相手より速い刻み突きを習得していることが必須条件となり難易度が高いです。
② 中段突き
相手の刻み突きに対して、中段突きで合わせるという方法です。
相手の動きを読んで、刻み突きをかわしながら、懐に潜り込んで中段突きを放ちます。この技のメリットは、タイミングさえ合えば、スピードで劣る相手にも打ち勝てるのが、この技の最大のメリットです。しかし、タイミングが遅れると、刻み突きの餌食になることと、突いた後に隙が大きくなることが、この技の弱点です。タイミングを合わせる技術がとても重要になります。
③ 裏回し蹴り
相手の刻み突きに対して、一歩引いて前足の裏回し蹴りで合わせる方法です。
①②と異なるのは、一歩下がって対応するということです。この技のメリットは、相手との間合いを保ちながら、技を出せるということです。しかも、得点は一本(3P)で、決まれば試合が一気に優位になります。しかし、タイミングが早過ぎても遅すぎても、技の後に大きな隙が出来るので、注意が必要です。また、審判の旗を誘うには、足の巻き込みを見せる必要がありますので、技自体の練度が高くなければ、タイミングが合っていても旗が上がらないので、裏回し蹴りは一本技に相応しい難易度と言っていいでしょう。
反応の練習メニュー
ステップ①
まずは、自分がやりたい技自体のフォームを固めましょう。
2人組で練習するのが良いですが、1人の場合でも練習方法があります。パートナーがいる場合は、技を見てもらい、無駄な動きがないかチェックしてもらうのが、良いでしょう。特に、寄せ足・肩・目線は癖が出やすいポイントですので、起こりが分かりにくいフォームを固めておくことが大切です。1人でやる場合は、鏡があるところで練習しましょう。無駄な動きがないかセルフチェックすることが大切です。
ステップ②
次に、相手に技の起こりをつけてもらいましょう。
具体的には、 50%ぐらいのスピードで刻み突きを突いてもらいます。それに対して、技のタイミングを計ることを重視して、技を出してみましょう。技の起こりに対して出来るだけ早くアクションを起こすことを意識する事が大切です。
ステップ③
実践に近づけていきましょう。
相手には実戦さながらで、刻み突きを本気で極めにいってもらいます。相手の動きを観察して、起こりがわかったら、迷わず反応してみましょう。ゲーム的にやるとおもしろいです。例えば、10本反応の練習をするとして、どっちが多く技を極められたかを競うと本気になれて非常に効率的です。終わった後は、フィードバックをしてレベルアップしていきましょう。ビデオ固定して撮影するのも、動きが客観的に見れるので、とてもおススメですよ。
【まとめ】
まずは、反応のために使う技を決めましょう。それが出来たら、まずはその技の練度を高めて、質の良い技を出せるようにします。そのあとは、パートナー相手に、少しずつ実践に近づけていくといった流れで練習することで、反応は精度はグンと上がるはずです。是非お試しください!!
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