今日のテーマ
『 子供と一緒に弱点を見つけよう! 』
今日は小学校2年生の息子と一緒にに稽古に参加しました。
来週の日曜日が空手の大会なので、本番に向けてラストスパート中です。
今日は、試合で勝つうえで大切な「弱点克服」に向けて、
一緒に弱点を見つける作業を行いました。
まずは、全体の練習メニューです。
練習メニュー
形
撃砕第一(ゲキサイダイイチ) ×3セット
撃砕第二(ゲキサイダイニ) ×3セット
十八手(セーパイ) ×5セット
組手
ステップ練習
刻み突き 10回×4(正体20回・逆体20回)
中段突き 10回×4(正体20回・逆体20回)
ワンツー 10回×4(正体20回・逆体20回)
蹴り 10回×4(中段20回・上段20回)
中段突き→上段蹴り 10回×4(正体20回・逆体20回)
中段突き→裏回し蹴り 10回×4(正体20回・逆体20回)
打ち込み
5周×5セット
自由組手
30秒×6回を1セット
試合 (子供のみで私は副審)
組手:1分フルタイム4ポイント差 × 3試合
さて、息子は3試合で3連勝で非常に満足そうにしていました。
しかし、残念ながら、このまま試合に臨むと、来週の試合では勝てません。
なぜなら、試合での負けパターンが、たくさん出ていたことに、
本人が全く気付いていないからです。
そうなんです。たまたま勝ててしまったのです。
こういう時のフォローを私はとても重要視しています。
帰りの車では恒例のフィードバックタイムがあります。
以下:私と息子のやり取りです。
私 :今日は3連勝すごいな!強かったね!
息子:中段蹴りがいっぱい入ったからね
私 :うんうん、ところでさ。
来週試合だけど、最近試合で負ける時って、
何が原因で負けてるかな??
(ここは、原因の本質が出るまでひたすら聞きます)
息子:、、、それと、真っすぐ下がった時に、
追いかけられてやられたことでしょ。
、、、あとは、はじめの合図で、
いきなり中段蹴りを出したら
相手の刻み突きでやられたことかな。
私 :パパも下がったことと、
いきなり中段蹴りを蹴ったことだと思うよ。
今日の試合で、それ出てなかったかな?
息子:両方ともあったと思う。
私 :そうだね。ということは、今日の試合は、弱点って自分で
分かってる動きをしてしまってたんだよね。
試合には本当に勝ちたい??
息子:勝ちたい!!
私 :じゃあさ、本当に勝ちたいって願ってごらん。
勝つために逆の行動を消していこう。
例えば、今の2つ。
これが、練習中に出たら、まだまだ勝ちたい気持ちが足りないと
いうことだね。練習でこの2つが全く出なくなった時、
試合でこれらが原因で負ける確率は100%なくなるよ。
明日また稽古あるけど、どうしようか?
息子:明日は、真っすぐ下がらず、横に回るか前に出続けるのと、
中段蹴りはいきなり出さずに、
コンビネーションで出すようにする。
私 :それが良いと思うよ!今日も頑張ったね。お疲れ様!
ということで、彼の弱点は、
☑ 真っすぐに下がって、
相手の攻撃を受けてしまうこと
☑ 開始早々中段蹴りを出して、
その隙に刻み突きを決められること
この2つでした。
導き出すのは非常に大変で労力が掛かりますが、自分で考えて出した結論ですので、
やらされ感がなく、能動的に弱点克服に動いてくれる期待が高まります。
明日の稽古はどこまで意識できるか。
楽しみにしています。
今日はここまでです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
皆さん頑張りましょう。
最後に、私が参考にしているyoutube動画のリンクを掲載します。
良かったら参考にしてみてください。
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