【今回のテーマ:軸を保つ】
今回のテーマは『軸を保つ』です。
軸を保つというのは形でも組手でも非常に重要です。
というのも、軸がブレてしまうと、体重が抜けてしまい、技に力とスピードが乗らなくなってしまいうからです。
では、軸を保つにはどのようにすれば良いでしょうか?
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軸を保つコツ、①目線 ②背筋 ③骨盤
この3つを意識してみてください。
これだけで、驚くほどに軸がブレにくくなります。
具体的には、形・組手で次のように意識してみると良いでしょう。
形では、「ココ」という態勢が決まったら、そこから目線を一切ぶらさないようにしてください。
目線をぶらさないように意識すると、自ずと腹筋や足の指や太ももを意識することが出来、軸のぶれを止める効果があります。また、形では四股立ちのタイミングや回し受けなど手を前に出す動きの際に、猫背になりやすくなります。猫背になると軸が曲がってしまうため、力が逃げやすくスピードも落ちてしまいますので、注意しましょう。骨盤は特に蹴り技を出す際、前後に大きく振られないように意識することがポイントです。軸の前後の動きは、そのまま上半身のブレとなるので、意識して取り組んでみましょう。
組手では、ステップをしたり、攻撃をしたりする時、前後や左右の重心の移動が起きます。これらの瞬間が、最も軸がブレる危険があります。
軸をブラさないポイントは、移動の旬案に意識的に背筋が真っすぐにキープすること、そして、骨盤が地面に対して平行な状態でキープすることです。組手の場合上下にステップしているので、多少の目線のブレは発生します。その分、背筋と骨盤の意識が大切です。
また、いくら背筋がまっすぐに伸びていても、骨盤が傾くと、そのまま軸に角度がついてしまい、体重が抜けてしまいます。体重が抜けると、攻撃の飛び出しが遅くなり、前への推進力が小さくなります。
ですので、背筋と骨盤の意識はセットだと思ってください。
背筋が伸びて骨盤が地面に平行な状態がキープ出来れば、技の仕掛の際のロスが減り、スムーズな動き出しになるほか、エネルギーロスが削減出来るので、無駄な体力の消耗も防ぐことが出来ます。
いかがだったでしょうか?
少しの意識で、大きな違いを実感していただけると思います。
軸を保つためのコツ【目線・背筋・骨盤】を意識して、効率的な体の動かし方をマスターしていきましょう。
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