30代の空手パパMAGMEです。
小学生の息子と空手を一緒に練習し、大会にチャレンジしています☺️
2019年は、市民大会に5回出場し、優勝3回、準優勝1回、3位1回という成績でした。
さて今回は、恥ずかしながら私の試合での失点シーンをピックアップしました。どのような状況から失点したかを解説したいと思います。いずれもタイミングを誤ったことで失点するという共通点があります。組手においてタイミングを合わせる事は欠かせないスキルですので、この失敗集から失点数カットにつなげていただければ幸いです。
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【目次】
シーン1 中段突き
① 写真手前の青の選手(私)が、中段突きを狙っているのですが、相手の赤の選手が、前足を上げて、既にワンツーのワンが動き出しています。
② 赤の選手の左の突きが青の選手にヒットしています。青の選手はこのタイミングで中段突きを出そうとしていますが、タイミングが遅れています。
③ 青の選手の中段突きが、赤の選手の懐を捉えています。しかし、先に赤の選手の有効打である左の突きが入った後ですので、青の選手は有効打となりません。
シーン2 裏回し蹴り
① 青の相手選手が逆突き上段(逆上)を狙い、赤の選手(私)はカウンターの上段蹴りを狙ってお互いタイミングを探っています。
② 青の相手選手の逆上が先に赤の選手を捕らえました。赤の選手は相手の速さが想定以上だったため、裏回し蹴りのタイミングが遅れています。
③ 青の選手が突き終わった後に、赤の選手が裏回し蹴りを出しています。また、青の選手が間合いを詰めているため、赤の選手の裏回し蹴りは不十分な態勢となり、裏マシ蹴りが潰れてしまいました。
シーン3 上段突き(後の先の逆上)
① 赤の相手選手は、左足を上げて刻み突きの起こり始めました。青の選手(私)は、刻み突きのカウンターを狙っています。本来なら既に動き出していないといけません。
② 赤の選手は、バックステップの途中の青の選手を捕らえることが出来ました。青の選手は刻み突きを読んでいたものの、タイミングがワンテンポ遅れたため、間合いを切ることが出来ませんでした。
③ 青の選手が反撃に出ますが、赤の選手が刻み突きの後、間合いを詰めたため、態勢が不十分なままカウンター「後の先の逆上」を出そうとしますが、失敗に終わります。
いかがだったでしょうか。組手の試合で勝ち進むためには、タイミングをコントロールする能力がとても大切だと感じていただけたのではないでしょうか。私のお恥ずかしい映像ではありましたが、皆さまの技量向上につながれば幸いです。